防寒着のサイズ選びのポイント

防寒着のサイズ選びのポイント

防寒着はその特性上厚みのある見た目になっているため、サイズ選びに迷ってしまうという人も意外と多いようです。

防寒着は通常の衣服と同じサイズで選んでも問題ないのか、それとも少し大きめのサイズを選ぶべきか、はたまた小さめを選んだ方がいいのか――

今回、そんな防寒着選びに悩む人のために、選び方のポイントについてご紹介していきます。

:防寒着選びのポイント

一口に防寒着と言っても非常に幅広いのが特徴です。衣服の下に身に付ける秋冬用のインナーもそうですし、インナーとアウターとの間に身に付けるミドルレイヤー、そしてブルゾンやコートなどのアウターも防寒着です。防寒着選びは、少なくともこの3種類を意識して行わなければなりません。

 

:アウターの下に何を着るかによって選ぶ

最近は、インナーとしてコンプレッションウェアを着用する傾向が多く見られますし、それがスタンダードタイプとなりつつあります。体にフィットして適度な圧力を加えることで作業時の負担軽減が見込める機能的なインナーとして注目されています。

 

バートル コンプレッション

その上に着るミドルレイヤーは、通常の衣服と同様に自身に合ったサイズを選べば問題ありません。インナーが体にフィットしているからといってわざわざ小さいサイズを選び、ミドルレイヤーまで無理矢理体にフィットさせなくても大丈夫です。

一方、アウターについてはその下に何を着るかに応じて決めるのがベストです。下に着込むレイヤーが厚手のものであればサイズをワンランク上げた方がいいかもしれませんし、比較的薄着なら通常のサイズで選んでも問題ないでしょう。そのあたりはケースバイケースで対応するのがベストです。

:伸縮性の有無を重視して選ぶ

防寒着のうち、インナーやミドルレイヤーについてある程度伸縮性に富んだタイプのものを選んでおくと安心です。屋外で作業をするワーカーにとって動きやすさは非常に大切な要素です。

伸縮性の悪い素材のものを選んでしまうと動きやすさが阻害されてストレスを感じてしまい、快適さが奪われてしまいますので、生地の伸縮性にはこだわっておいて損はありません。

:タイトなサイズ感で作られたものもあるので注意

近年はスタイルを良く見せるため、敢えてタイトなデザインで作られているアウターが増えています。

そういったアウターは通常のサイズを選んでも少しきつめのサイズとなっているため、厚手のインナーやミドルレイヤーを着る場合には注意が必要です。

せっかく購入しても窮屈で動きづらいなどということにならないためにも、タイトなデザインのアウターを購入する際は通常のサイズよりも大きいものを選ぶようにするといいでしょう。

 

:防寒着を選ぶ際の注意点

防寒着を選ぶ際の注意点としてサイズを間違わないことはもちろんですが、それ以外にも意識しておきたいポイントがあります。

まず、アウターはできれば試着してから購入することが望ましいですし、作業をするのに合っていない防寒着を着るのもおすすめできません。

 

:アウターはなるべく試着してから購入するのが安心

先にも触れましたが、アウターはその下に何を着るかによって選ぶべきサイズを調整する必要が生じます。できれば試着をしてサイズ感をしっかりと確認してから購入した方が安心です。

 

:作業用に着用することを意識する

作業用に防寒着を購入するなら、必ず作業用に作られているものを選びましょう。デザイン性にこだわるあまり作業用とはかけ離れたものを選んでしまうと、耐久性が低くてすぐに着られなくってしまうことも考えられます。

 

また防水性や透湿性などが低くて快適性が奪われてしまう可能性もありますので、作業用に着用するのであれば作業用に作られた高機能なタイプを率先して選びましょう。

:まとめ

冬の作業に欠かすことのできない防寒着ですが、インナーやミドルレイヤーは通常のサイズを選んでおけば問題ありません。

アウターについては、インナーやミドルレイヤーが厚手であれば通常のサイズでは窮屈に感じるかもしれませんし、アウター自体のデザインによっても大きめのサイズを選んだ方がいい場合もあります。

まずは、インナーやミドルレイヤーにどのようなものを着用するのかを見極めた上で選ぶべきアウターを見つけるようにしてみましょう。

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