新着情報
フルハーネスとは? フルハーネスの選び方
墜落防止用器具として高所作業時における安全を守ってくれるフルハーネスですが、タイプもさまざまなため選び方に苦慮する方も少なくないでしょう。 ここではフルハーネスの特徴のほか、選び方のポイントなどを中心に解説していますので、ぜひフルハーネス選びの参考にしてみてください。 :フルハーネスとは フルハーネスは「墜落制止用器具」のことで、高所作業を行う建設業になくてはならない重要なアイテムです。以前は「安全帯」とも呼ばれていたため、昔から建設業に携わっている方ならそちらの方がなじみ深い呼称かもしれませんね。 2019年に施行された安全衛生法によって、これまで「安全帯」として親しまれてきたフルハーネスの呼称も「墜落制止用器具」へと変更され現在に至ります。 :高所作業に必須のフルハーネス フルハーネスは、作業床のない2メートル以上の高所にて作業をする際に着用が義務付けられており、フルハーネスを装着することで思わぬ墜落事故などのアクシデントに備えることができます。 以前は、胴に巻いて使用するいわゆる「胴ベルトタイプ(U字吊り)」も安全帯として使用されていましたが、実際には墜落を制止する機能に乏しいことから、安全衛生法の改正後は墜落制止用器具からは除外されています。もし現場で胴ベルトタイプを使用する場合は、フルハーネスと併用して使用しなければなりませんので注意が必要です。 :フルハーネスと胴ベルトタイプの違い では、一般的に「ハーネス」と呼ばれる胴ベルトタイプのものと、フルハーネスとではどのような違いがあるのでしょうか。それぞれの違いについて見ていきましょう。 :ワークポジショニングのための胴ベルトタイプ 胴ベルトタイプのハーネスは、基本的にワークポジショニングのために使用されることがほとんどです。 墜落(落下)を防ぐために使用するというよりも、高所で腰に巻いたベルトに体を預けて、両手を自由な状態にして作業することを目的として用いられています。 分かりやすく言うと、高所において作業しやすい姿勢を確保するためのアイテムということになります。使用しているときの状態がU字に見えることから、「U字吊り」とも呼ばれます。 :墜落制止を目的としたフルハーネス 一方、フルハーネスは墜落制止に重点を置いたアイテムです。胴部分のベルトだけで体を支える胴ベルトタイプとは違い、腰・大腿部分・肩など複数箇所で支えられるようになっているのが特徴です。 胴ベルトタイプに比べて安全性が極めて高く、複数個所で体を支えるために長時間の作業でも負荷を感じにくい点も魅力の一つです。 :フルハーネスの選び方 フルハーネスにはいくつかの種類があり、作業内容に応じて使い分けることもできます。選び方としては、まず作業内容に合ったフルハーネスのタイプを選択すること、落下時の衝撃を分散してくれる効果のある胴ベルトのタイプを選択すること、そして作業環境に合ったランヤードを選択することなど、いくつかのポイントに分けられます。 :フルハーネスの型を選ぶ フルハーネスには、H型・Y型・X型などの種類があります。 H型 3種類の中で最も安定感のあるタイプで、着用時に着崩れしないのが特徴 Y型 腰回りがすっきりしているため、腰袋を着用するような作業に向いたタイプ X型 3種類の中で最もフィット感のあるタイプ。スタンダードなタイプとして広く親しまれている フルハーネスは、墜落発生時に肩・腰・大腿部分で体を支えることができるため、落下時の衝撃が分散されやすく、体に与える損傷を最小限に抑えられるメリットがあります。 :体型に合わせて適切なサイズを選ぶ...
フルハーネスとは? フルハーネスの選び方
墜落防止用器具として高所作業時における安全を守ってくれるフルハーネスですが、タイプもさまざまなため選び方に苦慮する方も少なくないでしょう。 ここではフルハーネスの特徴のほか、選び方のポイントなどを中心に解説していますので、ぜひフルハーネス選びの参考にしてみてください。 :フルハーネスとは フルハーネスは「墜落制止用器具」のことで、高所作業を行う建設業になくてはならない重要なアイテムです。以前は「安全帯」とも呼ばれていたため、昔から建設業に携わっている方ならそちらの方がなじみ深い呼称かもしれませんね。 2019年に施行された安全衛生法によって、これまで「安全帯」として親しまれてきたフルハーネスの呼称も「墜落制止用器具」へと変更され現在に至ります。 :高所作業に必須のフルハーネス フルハーネスは、作業床のない2メートル以上の高所にて作業をする際に着用が義務付けられており、フルハーネスを装着することで思わぬ墜落事故などのアクシデントに備えることができます。 以前は、胴に巻いて使用するいわゆる「胴ベルトタイプ(U字吊り)」も安全帯として使用されていましたが、実際には墜落を制止する機能に乏しいことから、安全衛生法の改正後は墜落制止用器具からは除外されています。もし現場で胴ベルトタイプを使用する場合は、フルハーネスと併用して使用しなければなりませんので注意が必要です。 :フルハーネスと胴ベルトタイプの違い では、一般的に「ハーネス」と呼ばれる胴ベルトタイプのものと、フルハーネスとではどのような違いがあるのでしょうか。それぞれの違いについて見ていきましょう。 :ワークポジショニングのための胴ベルトタイプ 胴ベルトタイプのハーネスは、基本的にワークポジショニングのために使用されることがほとんどです。 墜落(落下)を防ぐために使用するというよりも、高所で腰に巻いたベルトに体を預けて、両手を自由な状態にして作業することを目的として用いられています。 分かりやすく言うと、高所において作業しやすい姿勢を確保するためのアイテムということになります。使用しているときの状態がU字に見えることから、「U字吊り」とも呼ばれます。 :墜落制止を目的としたフルハーネス 一方、フルハーネスは墜落制止に重点を置いたアイテムです。胴部分のベルトだけで体を支える胴ベルトタイプとは違い、腰・大腿部分・肩など複数箇所で支えられるようになっているのが特徴です。 胴ベルトタイプに比べて安全性が極めて高く、複数個所で体を支えるために長時間の作業でも負荷を感じにくい点も魅力の一つです。 :フルハーネスの選び方 フルハーネスにはいくつかの種類があり、作業内容に応じて使い分けることもできます。選び方としては、まず作業内容に合ったフルハーネスのタイプを選択すること、落下時の衝撃を分散してくれる効果のある胴ベルトのタイプを選択すること、そして作業環境に合ったランヤードを選択することなど、いくつかのポイントに分けられます。 :フルハーネスの型を選ぶ フルハーネスには、H型・Y型・X型などの種類があります。 H型 3種類の中で最も安定感のあるタイプで、着用時に着崩れしないのが特徴 Y型 腰回りがすっきりしているため、腰袋を着用するような作業に向いたタイプ X型 3種類の中で最もフィット感のあるタイプ。スタンダードなタイプとして広く親しまれている フルハーネスは、墜落発生時に肩・腰・大腿部分で体を支えることができるため、落下時の衝撃が分散されやすく、体に与える損傷を最小限に抑えられるメリットがあります。 :体型に合わせて適切なサイズを選ぶ...
工事用ヘルメットとは〜工事用ヘルメットの選び方
ヘルメットには、工事用以外にもバイク用や災害用などさまざまなヘルメットが販売されていますが、作業で使用するなら必ず工事用のものを選ばなければなりません。ここでは工事用ヘルメットの特徴や他のヘルメットとの違い、そして購入時の選び方などを解説していきます。 :工事用ヘルメットとは 作業時に装着する工事用ヘルメットとは、そもそもどのような機能を持ったヘルメットなのでしょうか。また、工事用ヘルメットと他の用途で使用するヘルメットにはどのような違いがあるのでしょうか。 :作業者の安全を守るためのヘルメット 工事用ヘルメットは、作業をする上での安全確保に配慮して設計されたヘルメットのことです。 例えばバイク用のヘルメットの場合、転倒や衝突による事故から頭部を保護することを目的に作られています。 一方、工事用の場合も頭部を保護する目的である点は同じですが、転倒や衝突以外にも、頭上からの落下物や飛来物などからの衝撃にも備えた設計になっているのが特徴です。 さらに、電気工事時に感電を防ぐ目的で装着するヘルメットもあるなど、一般的なヘルメットに比べてより安全性の高い機能を備えているのも工事用ヘルメットの魅力です。 :さまざまな素材やデザインから選べる 工事用ヘルメットには、FRP(ファイバーグラス・レインフォースド・プラスチック)やPC(ポリカーボネート)、PE(ポリエチレン)、ABS(アクリロ二トリル・ブタジエン・スチレン)などさまざまな素材のものがありますし、デザインもツバ付きやツバなし、シールド付きやバイザー付きなどがあり、カラーバリエーションも豊富です。 一昔前とは違い、近年の工事用ヘルメットなら作業時の用途に合わせて、素材やデザイン、カラーなど幅広い選択肢からお好みに合わせて見つけることができます。 :工事用ヘルメットの選び方 作業に適したヘルメットだからとはいえ、工事用ヘルメットであればどんなヘルメットを選んでも大丈夫ということにはなりません。 作業内容はもちろんのこと、快適性にもこだわったヘルメット選びも必要です。 :作業内容に合わせて選ぶ どのような作業でヘルメットを装着するのかによって、使用すべきヘルメット選びも異なります。 例えば建設作業の現場なら、良好な視界確保のためにもツバ付きタイプやバイザータイプを選ぶのがおすすめですし、ぐらついて作業がしづらくならないためにジャストフィット機能に優れたものを選ぶのもおすすめです。 また電気工事に使用するなら、感電防止機能に優れた絶縁用ヘルメットを選ぶなど、それぞれの作業内容に応じたものを率先して選ぶ必要もあります。 :気候に合わせて選ぶ 近年では、通気性や遮熱性に優れた工事用ヘルメットの種類も増加しています。真夏の炎天下における作業が多いなら、熱中症対策としても有効です。 猛暑時におけるヘルメットの着用は不快感を伴いがちですので、工事用ヘルメットを選ぶ際の選択肢として快適性を追求してみるのもおすすめです。 :工事用ヘルメットを選ぶ際の注意点 工事用ヘルメットを選ぶ際には、ヘルメット自体の耐久年数や内装の種類、国家検定合格品であるかどうかなど、気を付けておきたい注意点もあります。 :ヘルメットの耐久年数に注意する これは選ぶ際の注意点というより購入後の注意点になりますが、工事用ヘルメットを購入したからといって永久に使い続けられるわけではありません。なぜなら、ヘルメットには耐久年数があるからです。 工事用ヘルメットの素材 耐久年数 主な特徴 FRP製 5年以内...
工事用ヘルメットとは〜工事用ヘルメットの選び方
ヘルメットには、工事用以外にもバイク用や災害用などさまざまなヘルメットが販売されていますが、作業で使用するなら必ず工事用のものを選ばなければなりません。ここでは工事用ヘルメットの特徴や他のヘルメットとの違い、そして購入時の選び方などを解説していきます。 :工事用ヘルメットとは 作業時に装着する工事用ヘルメットとは、そもそもどのような機能を持ったヘルメットなのでしょうか。また、工事用ヘルメットと他の用途で使用するヘルメットにはどのような違いがあるのでしょうか。 :作業者の安全を守るためのヘルメット 工事用ヘルメットは、作業をする上での安全確保に配慮して設計されたヘルメットのことです。 例えばバイク用のヘルメットの場合、転倒や衝突による事故から頭部を保護することを目的に作られています。 一方、工事用の場合も頭部を保護する目的である点は同じですが、転倒や衝突以外にも、頭上からの落下物や飛来物などからの衝撃にも備えた設計になっているのが特徴です。 さらに、電気工事時に感電を防ぐ目的で装着するヘルメットもあるなど、一般的なヘルメットに比べてより安全性の高い機能を備えているのも工事用ヘルメットの魅力です。 :さまざまな素材やデザインから選べる 工事用ヘルメットには、FRP(ファイバーグラス・レインフォースド・プラスチック)やPC(ポリカーボネート)、PE(ポリエチレン)、ABS(アクリロ二トリル・ブタジエン・スチレン)などさまざまな素材のものがありますし、デザインもツバ付きやツバなし、シールド付きやバイザー付きなどがあり、カラーバリエーションも豊富です。 一昔前とは違い、近年の工事用ヘルメットなら作業時の用途に合わせて、素材やデザイン、カラーなど幅広い選択肢からお好みに合わせて見つけることができます。 :工事用ヘルメットの選び方 作業に適したヘルメットだからとはいえ、工事用ヘルメットであればどんなヘルメットを選んでも大丈夫ということにはなりません。 作業内容はもちろんのこと、快適性にもこだわったヘルメット選びも必要です。 :作業内容に合わせて選ぶ どのような作業でヘルメットを装着するのかによって、使用すべきヘルメット選びも異なります。 例えば建設作業の現場なら、良好な視界確保のためにもツバ付きタイプやバイザータイプを選ぶのがおすすめですし、ぐらついて作業がしづらくならないためにジャストフィット機能に優れたものを選ぶのもおすすめです。 また電気工事に使用するなら、感電防止機能に優れた絶縁用ヘルメットを選ぶなど、それぞれの作業内容に応じたものを率先して選ぶ必要もあります。 :気候に合わせて選ぶ 近年では、通気性や遮熱性に優れた工事用ヘルメットの種類も増加しています。真夏の炎天下における作業が多いなら、熱中症対策としても有効です。 猛暑時におけるヘルメットの着用は不快感を伴いがちですので、工事用ヘルメットを選ぶ際の選択肢として快適性を追求してみるのもおすすめです。 :工事用ヘルメットを選ぶ際の注意点 工事用ヘルメットを選ぶ際には、ヘルメット自体の耐久年数や内装の種類、国家検定合格品であるかどうかなど、気を付けておきたい注意点もあります。 :ヘルメットの耐久年数に注意する これは選ぶ際の注意点というより購入後の注意点になりますが、工事用ヘルメットを購入したからといって永久に使い続けられるわけではありません。なぜなら、ヘルメットには耐久年数があるからです。 工事用ヘルメットの素材 耐久年数 主な特徴 FRP製 5年以内...
安全靴とは〜安全靴の選び方
「安全靴ってどれを選んだらいいの?」・「自分の仕事に合った安全靴がどれなのか分からない」など、安全靴選びに困惑している方はいらっしゃいませんか? ここでは安全靴の特徴を中心に、種類や選び方などを解説していきます。 :安全靴ってどういうもの? 「安全靴」という言葉こそ見聞きしたことはあっても、実際にどんなものなのかはっきりと分からない人も多いでしょう。特に安全靴を触ったり履いたりしたこともないなら、一般的な靴との違いを知る機会もほとんどないかもしれません。 :作業中の事故から足を守るための靴 安全靴とは文字どおり、「作業中における事故などのアクシデントから足を守るための靴」です。ただしこれは一般的な総称としての意味となります。 本来の安全靴とは、JIS(日本工業規格)により「先芯によってつま先が防護されている滑り止めを備えた靴」と定義されています。 工場をはじめ建築・建設といった工事現場ほか、鉱業など重量物を扱うさまざまな現場で、作業者の安全を守るために使用されているのが安全靴です。 :安全靴の種類 安全靴はさまざまな種類が流通していて、その種類も実に豊富です。形状だけでなく、使用されている素材や規格などによって種類分けすることができます。 :形状の種類 安全靴の形状には、短靴・半長靴・中編上・長編上などの種類があります。 :短靴タイプ 見た目も普通の靴に近く、スニーカータイプの安全靴もこれに含まれます。靴ひもタイプのほか、マジックテープなどを用い、靴ひもを引っ掛けてしまうなどの危険からも守ってくれるものもあります。 さまざまな現場で使用されている最もスタンダードなタイプとしても知られ、メッシュ素材を使用して普通のスニーカーのようにデザインされた、プロテクティブスニーカーと呼ばれるものもあります。 :半長靴タイプ マジックテープも靴ひももない。ゴム長靴をイメージした安全靴です。固定せずに履けるため着脱しやすいメリットがあります。一方で、通常の安全靴に比べてフィット感に劣るほか、動きづらいなど機動性能も低めです。 :中編上タイプ ハイカットタイプなので、くるぶし辺りまで保護してくれる安全靴です。防塵や防水性に優れており、溶接作業や金属加工などの現場におすすめです。短靴に比べてやや履きにくいデメリットこそありますが、比較的屋外作業にも向いています。 :長編上タイプ 長靴状、すね辺りまで保護してくれる安全靴です。作業服ズボンの裾を入れてしまうことができるので、より安全に作業できるのが特徴です。土木作業ほか、林業や解体などの作業にも向いています。 :素材の種類 安全靴の素材には、靴そのものに使用されているアッパー素材と、ソールに使用されているソール素材の2つがあります。 :アッパー素材 アッパー素材には、本革・合皮・ナイロン・綿などがあります。 本革 合皮 ナイロン 綿 耐熱性や耐摩耗性が高いため溶接など火花の出る作業に向いている 比較的安価でそこそこの耐久性がある。デザイン性に富んでいるのもこのタイプ...
安全靴とは〜安全靴の選び方
「安全靴ってどれを選んだらいいの?」・「自分の仕事に合った安全靴がどれなのか分からない」など、安全靴選びに困惑している方はいらっしゃいませんか? ここでは安全靴の特徴を中心に、種類や選び方などを解説していきます。 :安全靴ってどういうもの? 「安全靴」という言葉こそ見聞きしたことはあっても、実際にどんなものなのかはっきりと分からない人も多いでしょう。特に安全靴を触ったり履いたりしたこともないなら、一般的な靴との違いを知る機会もほとんどないかもしれません。 :作業中の事故から足を守るための靴 安全靴とは文字どおり、「作業中における事故などのアクシデントから足を守るための靴」です。ただしこれは一般的な総称としての意味となります。 本来の安全靴とは、JIS(日本工業規格)により「先芯によってつま先が防護されている滑り止めを備えた靴」と定義されています。 工場をはじめ建築・建設といった工事現場ほか、鉱業など重量物を扱うさまざまな現場で、作業者の安全を守るために使用されているのが安全靴です。 :安全靴の種類 安全靴はさまざまな種類が流通していて、その種類も実に豊富です。形状だけでなく、使用されている素材や規格などによって種類分けすることができます。 :形状の種類 安全靴の形状には、短靴・半長靴・中編上・長編上などの種類があります。 :短靴タイプ 見た目も普通の靴に近く、スニーカータイプの安全靴もこれに含まれます。靴ひもタイプのほか、マジックテープなどを用い、靴ひもを引っ掛けてしまうなどの危険からも守ってくれるものもあります。 さまざまな現場で使用されている最もスタンダードなタイプとしても知られ、メッシュ素材を使用して普通のスニーカーのようにデザインされた、プロテクティブスニーカーと呼ばれるものもあります。 :半長靴タイプ マジックテープも靴ひももない。ゴム長靴をイメージした安全靴です。固定せずに履けるため着脱しやすいメリットがあります。一方で、通常の安全靴に比べてフィット感に劣るほか、動きづらいなど機動性能も低めです。 :中編上タイプ ハイカットタイプなので、くるぶし辺りまで保護してくれる安全靴です。防塵や防水性に優れており、溶接作業や金属加工などの現場におすすめです。短靴に比べてやや履きにくいデメリットこそありますが、比較的屋外作業にも向いています。 :長編上タイプ 長靴状、すね辺りまで保護してくれる安全靴です。作業服ズボンの裾を入れてしまうことができるので、より安全に作業できるのが特徴です。土木作業ほか、林業や解体などの作業にも向いています。 :素材の種類 安全靴の素材には、靴そのものに使用されているアッパー素材と、ソールに使用されているソール素材の2つがあります。 :アッパー素材 アッパー素材には、本革・合皮・ナイロン・綿などがあります。 本革 合皮 ナイロン 綿 耐熱性や耐摩耗性が高いため溶接など火花の出る作業に向いている 比較的安価でそこそこの耐久性がある。デザイン性に富んでいるのもこのタイプ...
空調服とは〜空調服の選び方
ここ数年、一気に注目度がアップしてきた作業服の一つに「空調服」があります。文字通り空調機能を備えた作業服ですが、そもそもなぜそれほどの人気を集めているのか? そして空調機能が付帯していることでどんなメリットがあるのか? 詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。 空調服ってどういうもの? 近年の夏は、猛暑や酷暑という言葉が当たり前になるほど、毎年のように記録的な暑さに見舞われています。 それと同時に、空調服という言葉も耳にする機会が増えていますが、そもそも空調服とはどのようなものなのでしょうか。詳しくご説明していきます。 :空調機能搭載の作業服 空調服は、文字どおり「空調機能が付帯した作業服」のことで、衣服内の空調機能を上げることによって快適に作業できるのが特徴です。衣服内の空気を調整することによって真夏の熱中症対策に有効な作業服として近年人気を集めています。 空調服と聞くと少々物々しいイメージを抱いてしまいますが、一般的には「ファン付き作業服」や「ファン付きウエア」などと呼ばれていますので、そちらの呼称なら馴染みがあるという方も少なくないでしょう。 :猛暑が当たり前の夏に有効 空調服の最大のメリットは「猛暑の夏に有効」という点です。内蔵されたファンによって衣服内に空気が取り込まれ、高温になった衣服内を涼しく保ってくれます。 真夏でもエアコンのない屋外での作業を余儀なくされている作業員にとっては、まさに着るだけで涼しくなる画期的な作業服なのです。 :屋外作業だけでなく趣味でも大活躍 また、屋外での仕事だけではなく趣味でも重宝できるのが魅力です。特にキャンプや登山、釣りなどのアウトドアを中心に大活躍してくれます。 :空調服で涼しくなる仕組み 衣服の中に外気を強制的に取り込むことで涼しくなる空調服ですが、真夏なら外気も相当熱を持っているはずです。 それなのになぜ、高熱の外気を取り込むだけで作業服内が快適になるのでしょうか。その仕組みをご紹介します。 :気化熱の原理を応用 40℃前後と高熱のはずの外気を空調服内に送り込むだけで涼しく感じるのは、人間の生理現象を上手に活かしているからです。それが「気化熱」と呼ばれるものです。 人の体は暑さで高熱になると、体内の温度を下げるために汗を出し、汗が蒸発することで体の熱を下げる機能を備えていますが、空調服はこの原理を応用しています。 作業服内に風を送り込むことで汗が蒸発し、それが気化熱となって体を冷やしてくれるため涼しく快適な環境が保たれる仕組みなのです。 :空調服の選び方 真夏の作業には空調服が向いているとはいえ、空調服なら何でもOKというわけではありません。空調服にもさまざまなタイプがありますので、できるだけ作業内容に合ったタイプの空調服を選ぶのがおすすめです。 :高所作業が多い人向けの空調服 高所作業をされる作業員向けに、高所作業向けハーネスに対応した空調服もあります。とび職や大工ほか、足場の施工作業など炎天下で高所作業をする人のために作られた空調服です。長袖と合わせて半袖タイプを選ぶこともできます。 :動きやすさにこだわる人向けの空調服 低所での作業が中心で動きやすさを重視したい人には半袖タイプの空調服が定番になっています。デザインも比較的豊富なためカジュアルなタイプを好む人にもおすすめ度が高めですし、高所作業用と比べてコスト面でも安価なのが特徴です。 :アウトドアなど趣味で使いたい人向けの空調服 キャンプや釣りなどアウトドアを楽しむ人から人気なのがベストタイプの空調服です。空調服の中で最も手軽に着用できるタイプで、普段着として着用している人も少なくありません。 :空調服をECサイトで購入するメリット 空調服の購入先は、実店舗かECサイトなどを利用したネット通販が主流ですが、メリットが大きいのはECサイトでの購入です。 :品揃えが豊富で好きな時に買える...
空調服とは〜空調服の選び方
ここ数年、一気に注目度がアップしてきた作業服の一つに「空調服」があります。文字通り空調機能を備えた作業服ですが、そもそもなぜそれほどの人気を集めているのか? そして空調機能が付帯していることでどんなメリットがあるのか? 詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。 空調服ってどういうもの? 近年の夏は、猛暑や酷暑という言葉が当たり前になるほど、毎年のように記録的な暑さに見舞われています。 それと同時に、空調服という言葉も耳にする機会が増えていますが、そもそも空調服とはどのようなものなのでしょうか。詳しくご説明していきます。 :空調機能搭載の作業服 空調服は、文字どおり「空調機能が付帯した作業服」のことで、衣服内の空調機能を上げることによって快適に作業できるのが特徴です。衣服内の空気を調整することによって真夏の熱中症対策に有効な作業服として近年人気を集めています。 空調服と聞くと少々物々しいイメージを抱いてしまいますが、一般的には「ファン付き作業服」や「ファン付きウエア」などと呼ばれていますので、そちらの呼称なら馴染みがあるという方も少なくないでしょう。 :猛暑が当たり前の夏に有効 空調服の最大のメリットは「猛暑の夏に有効」という点です。内蔵されたファンによって衣服内に空気が取り込まれ、高温になった衣服内を涼しく保ってくれます。 真夏でもエアコンのない屋外での作業を余儀なくされている作業員にとっては、まさに着るだけで涼しくなる画期的な作業服なのです。 :屋外作業だけでなく趣味でも大活躍 また、屋外での仕事だけではなく趣味でも重宝できるのが魅力です。特にキャンプや登山、釣りなどのアウトドアを中心に大活躍してくれます。 :空調服で涼しくなる仕組み 衣服の中に外気を強制的に取り込むことで涼しくなる空調服ですが、真夏なら外気も相当熱を持っているはずです。 それなのになぜ、高熱の外気を取り込むだけで作業服内が快適になるのでしょうか。その仕組みをご紹介します。 :気化熱の原理を応用 40℃前後と高熱のはずの外気を空調服内に送り込むだけで涼しく感じるのは、人間の生理現象を上手に活かしているからです。それが「気化熱」と呼ばれるものです。 人の体は暑さで高熱になると、体内の温度を下げるために汗を出し、汗が蒸発することで体の熱を下げる機能を備えていますが、空調服はこの原理を応用しています。 作業服内に風を送り込むことで汗が蒸発し、それが気化熱となって体を冷やしてくれるため涼しく快適な環境が保たれる仕組みなのです。 :空調服の選び方 真夏の作業には空調服が向いているとはいえ、空調服なら何でもOKというわけではありません。空調服にもさまざまなタイプがありますので、できるだけ作業内容に合ったタイプの空調服を選ぶのがおすすめです。 :高所作業が多い人向けの空調服 高所作業をされる作業員向けに、高所作業向けハーネスに対応した空調服もあります。とび職や大工ほか、足場の施工作業など炎天下で高所作業をする人のために作られた空調服です。長袖と合わせて半袖タイプを選ぶこともできます。 :動きやすさにこだわる人向けの空調服 低所での作業が中心で動きやすさを重視したい人には半袖タイプの空調服が定番になっています。デザインも比較的豊富なためカジュアルなタイプを好む人にもおすすめ度が高めですし、高所作業用と比べてコスト面でも安価なのが特徴です。 :アウトドアなど趣味で使いたい人向けの空調服 キャンプや釣りなどアウトドアを楽しむ人から人気なのがベストタイプの空調服です。空調服の中で最も手軽に着用できるタイプで、普段着として着用している人も少なくありません。 :空調服をECサイトで購入するメリット 空調服の購入先は、実店舗かECサイトなどを利用したネット通販が主流ですが、メリットが大きいのはECサイトでの購入です。 :品揃えが豊富で好きな時に買える...
作業服とは〜作業服の選び方
一昔前と比べ、現在では普段着として作業服を取り入れるファッションも流行するなど、作業服を取り巻くイメージも大きく変化しています。 しかし本来はファッション性に重点を置くのではなく、働く者が作業しやすいように効率性を考えて作られているものこそが「本物の作業服」なのです。 ここでは、そもそも作業服の定義とは何か? おすすめの選び方はあるのか? などについて解説していきます。 :作業服とは 近年、そのファッション性が注目され普段着としても人気を集めている作業服ですが、本来は働く人が仕事をしやすいよう、さまざまな作業に合わせ効率性を考えて作られているのが特徴です。 :作業のために作られた衣服 ファッション性を追求し、普段着として気軽に着用できる作業服は、正確に言えば「作業服風の衣服」といったイメージです。 本来の作業服とは、作業をする者が安全かつ効率的に仕事ができる点に主眼を置き、機能性や動作性にも優れた衣服のことを指します。 生地が丈夫であることや通気性に優れていること、速乾性に優れていることなど、作業内容に合わせて選ぶことができる点も作業服の魅力です。 :さまざまな職業の制服として人気が高い 建築業や土木業、製造業、運輸業などなど、作業服はさまざまな職業を見分ける目安にもなっています。実際、着用している作業服を見ればどのような職業に従事しているのかをすぐに判別できます。 また、作業服に社名を入れ、社内全体で統一したユニフォームとして導入している企業も少なくありません。 :自分に合った作業服の選び方 作業服の選び方は企業や個人によってこだわるべきポイントが異なります。企業であれば企業イメージを共有できるものが望ましいでしょうし、個人であれば職種に合った機能を意識して選ぶのがおすすめです。 :企業イメージを共有できるもの 企業として作業服を選ぶなら、できるだけ統一感の出るような作業服を選ぶと一体感が出て作業意識の向上も期待できます。 同じデザインであることはもちろんのこと、社名やロゴを入れたものや同じカラーの作業服で統一するのもいいでしょう。 また、従業員ごとに名前の刺繍を入れたり、個人ごとのパーソナルカラーを取り入れたりして個性を出す方法もあります。 作業服のデザインやカラーを統一することで企業イメージを共有しやすくなりますし、個性を加えることで従業員一人一人のモチベーションアップも図れます。 :職種に合った機能を持ったもの 外仕事の多い建築・土木関係なら、防汚や撥水効果の高い素材が好ましいでしょうし、夏なら通気性や速乾性、冷感機能を備えた作業服を、冬なら保温性の高い作業服を選ぶ必要があります。 その他、精密機械に携わる作業がメインなら帯電防止機能にもこだわる必要がありますし、調理関係なら撥水や撥油性の高い作業服など、作業内容に見合ったものを使用するのが理想です。 何を目的とした作業なのか、作業をする場所はどこなのかなど、さまざまな要因を考慮して、最も機能性に優れた作業服を選ぶことが重要なポイントとなります。 :見た目から役割の分かるもの 例えば警備員さんなら、作業服を一目見るだけで人混みの中でも見分けられますし、交通誘導であれば自動車の運転手に対して交通規制が行われていることを瞬時に知らせることができます。 このように職種によっては社会的な要素によって他と差別化を図らなければならないケースもあります。その場合、「一目見てどのような役割を担った職に従事しているのか」がすぐに分かるような作業服を選ぶことが求められます。 :作業服をECサイトで購入するメリット 作業服の具体的な購入方法としては、主に実店舗での購入とネット通販での購入の2つに絞られますが、購入を検討するなら実店舗よりもECサイトがおすすめです。 :手間もかからず気軽に購入できる 作業服の購入方法としては、昔から作業服専門店などを利用する人の割合も多めです。しかし近くに店舗がない場合は購入に手間がかかってしまうこともある上に、売り切れだったりすると骨折り損になってしまう点がデメリットです。...
作業服とは〜作業服の選び方
一昔前と比べ、現在では普段着として作業服を取り入れるファッションも流行するなど、作業服を取り巻くイメージも大きく変化しています。 しかし本来はファッション性に重点を置くのではなく、働く者が作業しやすいように効率性を考えて作られているものこそが「本物の作業服」なのです。 ここでは、そもそも作業服の定義とは何か? おすすめの選び方はあるのか? などについて解説していきます。 :作業服とは 近年、そのファッション性が注目され普段着としても人気を集めている作業服ですが、本来は働く人が仕事をしやすいよう、さまざまな作業に合わせ効率性を考えて作られているのが特徴です。 :作業のために作られた衣服 ファッション性を追求し、普段着として気軽に着用できる作業服は、正確に言えば「作業服風の衣服」といったイメージです。 本来の作業服とは、作業をする者が安全かつ効率的に仕事ができる点に主眼を置き、機能性や動作性にも優れた衣服のことを指します。 生地が丈夫であることや通気性に優れていること、速乾性に優れていることなど、作業内容に合わせて選ぶことができる点も作業服の魅力です。 :さまざまな職業の制服として人気が高い 建築業や土木業、製造業、運輸業などなど、作業服はさまざまな職業を見分ける目安にもなっています。実際、着用している作業服を見ればどのような職業に従事しているのかをすぐに判別できます。 また、作業服に社名を入れ、社内全体で統一したユニフォームとして導入している企業も少なくありません。 :自分に合った作業服の選び方 作業服の選び方は企業や個人によってこだわるべきポイントが異なります。企業であれば企業イメージを共有できるものが望ましいでしょうし、個人であれば職種に合った機能を意識して選ぶのがおすすめです。 :企業イメージを共有できるもの 企業として作業服を選ぶなら、できるだけ統一感の出るような作業服を選ぶと一体感が出て作業意識の向上も期待できます。 同じデザインであることはもちろんのこと、社名やロゴを入れたものや同じカラーの作業服で統一するのもいいでしょう。 また、従業員ごとに名前の刺繍を入れたり、個人ごとのパーソナルカラーを取り入れたりして個性を出す方法もあります。 作業服のデザインやカラーを統一することで企業イメージを共有しやすくなりますし、個性を加えることで従業員一人一人のモチベーションアップも図れます。 :職種に合った機能を持ったもの 外仕事の多い建築・土木関係なら、防汚や撥水効果の高い素材が好ましいでしょうし、夏なら通気性や速乾性、冷感機能を備えた作業服を、冬なら保温性の高い作業服を選ぶ必要があります。 その他、精密機械に携わる作業がメインなら帯電防止機能にもこだわる必要がありますし、調理関係なら撥水や撥油性の高い作業服など、作業内容に見合ったものを使用するのが理想です。 何を目的とした作業なのか、作業をする場所はどこなのかなど、さまざまな要因を考慮して、最も機能性に優れた作業服を選ぶことが重要なポイントとなります。 :見た目から役割の分かるもの 例えば警備員さんなら、作業服を一目見るだけで人混みの中でも見分けられますし、交通誘導であれば自動車の運転手に対して交通規制が行われていることを瞬時に知らせることができます。 このように職種によっては社会的な要素によって他と差別化を図らなければならないケースもあります。その場合、「一目見てどのような役割を担った職に従事しているのか」がすぐに分かるような作業服を選ぶことが求められます。 :作業服をECサイトで購入するメリット 作業服の具体的な購入方法としては、主に実店舗での購入とネット通販での購入の2つに絞られますが、購入を検討するなら実店舗よりもECサイトがおすすめです。 :手間もかからず気軽に購入できる 作業服の購入方法としては、昔から作業服専門店などを利用する人の割合も多めです。しかし近くに店舗がない場合は購入に手間がかかってしまうこともある上に、売り切れだったりすると骨折り損になってしまう点がデメリットです。...